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2019 年 7 月中旬


10 (水)

%1 かようび US

昼頃出発、途中でハンバーガー屋さんに寄った。Good Times Burgers & Frozen Custard というお店。 肉がしっかりしていておいしい。

Eldorado Canyon State Park に行った。 以前行ったことがある場所。 めちゃくちゃ広いので、何度行っても飽きが来ないかも知れない。 新しいカメラの練習をかねてうろうろ、本当は景色のいいところもう一カ所にも行きたかったが、道は険しく、ドリンクボトルを持っていなかったので無理だった。

そのカメラなんだが、途中でレンズカバーのひもが取れて、なんだと思ったらネックストラップの固定が外れていた。 どうもちいさな四角いパーツがあったはずなのだが、どこかに落としたようだ。 まぁいい、外れるようなパーツならどうせ役には立たない。 パーツ無しでひもを通し直し、取れないよう結び目を作っておいた。

帰りは Google Maps の案内に沿って、うっかり有料道路に入ってしまった。 気づいたのは途中まで走ってから。 すまぬ。

夕食はステーキ。 赤身の多いアメリカンな肉。 美味い。

ステーキ屋さんのメニューで sides という単語があるのだが、どうしても size に聞こえてしまう。 自分で発音するときには意識はしているが、うまく聞き取れない。 自分は r や th の音には慣れてしまったけど、それらを聞き取れない人もこんな感じなんだろうな... それで、英語力の弱さを聞き取り力 (?) でカバーしているようなものだから、コンテキストから推測するのが苦手なんだと思う。

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11 (木)

%1 すいようび US

昼頃に出発し、 6 年ぶりの Mt Evans。 今日はめっちゃ天気が良かった。 車もバイクも自転車もたくさん見かけた。 軽い気持ちで頂上を目指し始めたら、結構長いのな。 前回よくも雷なってる間に登ったな。 明らかに空気が薄いとわかる標高で、高山病対策でゆっくりゆっくり、時に休憩を挟みつつお年寄り並みの動きで登った。 気温は低いのだが、天気がいいので意外と水分補給は必要なのだった。

さて、それから Summit Lake に寄る気満々で降りていったが、なんか眠気が襲う。 高山病絡みかも知れないのだが、要因は何であれ居眠り運転は厳禁である。 そこで、Summit Lake の駐車場でほんの数分程度だが一休み。 そうしたら、なんと、起きあがると少し吐き気までするのである。 頭痛は軽いけど、間違いなく高山病の症状である。 こりゃまずいな、と思い、結局 Summit Lake には立ち寄らずにさっさと下山した。

で、その後も軽い頭痛が続く。 なかなか治らないのかな、と思っているとのども痛いような... あれ? 風邪か? 葛根湯飲んで早く寝よう...

%2 プリウス

今回は 3 代目プリウスに乗っているのだが、車幅感覚に関してはわかりやすいほうかも知れない。 幅がでかいのはでかいんだけど、Mt Evans の狭いところでも寄せるのにそんなに焦ることはなかった。

標高の高い山に行くと、普通のガソリンエンジン車では出力がどんどん落ちて、エンジンがうなりを上げて登る感じになる。 ところがプリウスは、エンジンはともかく、構造上、低速で重要な電動モーターの出力は変わらないもんだから、かなり力強く登る。 プリウスでの下り坂は、バッテリーはいっぱいになり、回生ブレーキはバッテリーに充電する代わりに燃料カットのエンジンを回すことになる。 それがどうも、D レンジでブレーキを踏んでもそんなにエンジンは回らないので、普通に油圧ブレーキを消耗しているっぽい。B レンジに入れたほうがはっきりとエンジンブレーキがかかる感じになる。 ただし B レンジに入れると ECO マークが消える。 それが嫌なら、D レンジでクルーズコントロールを使えば、ECO マークはついたまま強力なエンジンブレーキがかかる。 まぁ、急坂には急カーブもつきものなので、クルーズコントロールは使いづらいけど。

プリウス特有の駆動系のシステム、エンジン始動の際に何らかの前進方向のトルクが生まれているはず、というのはわかっていたが、それを体感する方法があることを初めて知った。 やや登り勾配の場所に駐車して、P レンジにして、パーキングブレーキをかけずに、ブレーキを離す。 すると、トランスミッションの固定機構に遊びがあるようで、車は重力に引っ張られてわずかに後退して停止する。 で... P レンジでエンジンが停止状態から始動するのを待つ。 たぶん冷えるまでおいておくのが確実だと思う。 そうすると、エンジンが始動する瞬間に車がわずかに前に動き、戻る。 まるで地震にでも遭ったかのように。 これこそが、プリウスのシステムでエンジンを始動する時にどうしても発生してしまうトルクなんだな。

2019/07/11 のコメントを読む・書く


12 (金)

%1 もくようび US

風邪だ。 うん、風邪だ。 のどが痛い。 英語では風邪でのどが痛いことを sore throat というそうだ。 日本語では風邪だろうが何だろうが区別無く「のどが痛い」って表現しかないよな...

Arby's というファストフード店に行った。 マクドナルドは番号で呼ばれたが、ここは名前を聞かれる。 フライはいまいちだったが、ベーコンが入ったハンバーガーはたっぷりあっておいしかった。

Walmart に行った。 基本的にはめちゃくちゃ広いホームセンターのようで楽しい。 ひげそりと鼻毛カッターのセットみたいなのを見つけて買ったのだが、ひげそりじゃなくてひげトリマーだった。 へぇ。 まぁいいか。 鼻毛カッターは良い感じだ。

やっぱりガソリンスタンドの機械は日本のクレジットカードを読んでくれないみたいだ。Re-swipe が 2 回くらい出て、"Could not read" になってしまう。 レジに行って払うんだけど、pump がわからなくて何度も聞き直してしまった。 そりゃー、何番のポンプか言わなきゃわからないよな。 レジでクレジットで払えば、払い戻しのことは気にしなくていいみたいだ。

Kalita Grill Greek Cafe。Gyro という読めない単語がたくさん出てくる。Euro みたいな発音っぽいのだが、検索するとジャイロの読みのほうが多く出てくるな。Traditional Gyro を食べた。 ラム肉がたっぷりでおいしかった。 ファストフードっぽいスタイルだが、店員が料理を持ってくる。Tip があるらしい。

Rocket League というゲームで少し遊んだ。 サッカーと車とロケットをくっつけたゲームで、思い通りに制御するのはなかなか難しいが楽しい。

DiRT Rally というゲームで少し遊んだ。 ラリーなのだが、なんと Pikes Peak が入っている。 これは地元民にはサイコーなゲームなのでは?

Fool Us というマジックの番組があることを教えてもらった。

2019/07/12 のコメントを読む・書く


13 (土)

%1 きんようび US

引き続き風邪である。

Interstella 5555: The 5tory of the 5ecret 5tar 5ystem という映画を見た。2003 年の日本・フランス合作 (?) の映画。 出だしは日本語があるが、たいして意味はない。 後は言葉無しで物語は進む。 絵柄は銀河鉄道 999 のアレ、見たことはないけど特徴的である。 短い映画だがおもしろかった。

トローチ舐めてレンタルカート。 5 日ぶりの IMI Motorsports。Qualify は 1 分 12 秒弱程度で無事通過。 基準は 1 分 13 秒らしい。 後で別の人が挑戦していたのが 1 分 15 秒くらいで、まだ足りないんだよなーという感じの話をしていた。 それで、TKM だ。4 ストロークエンジンだけど、かなり速い。 自分はへたくそなので、スライドしまくってやっとこさ 1 分 5 秒程度が出ただけだ。 それはいいとして... 10 周のうち 7 周くらい走ったところで、エンジンの反応が怪しかったのを自分は見逃さなかった。 即座にスローダウン、もしかしてガス欠か? と思いながら、燃料タンクの様子をうかがうも、やはり燃料が見える様子はない。 あんまりエンジンを回さないようにそろりそろりとバックストレートを抜け、ヘアピンを曲がるとまたガス欠症状。 粘りの走りもむなしく、最後の手前の右コーナーあたりでエンジンストール、そのまま惰性で転がして最終コーナーの外側に寄せて停止した。

どうしたのという感じでやってきたスタッフさんなのだが、ガスがないっぽいと言ったら、すぐ確認して、あー足りると思ったんだよねごめんねという感じで、そこから押してピットに戻り給油、まではよい。 空気を吸ってしまったので燃料が来るまでポンプを機能させなきゃいけないみたいで、10 分ほど待った。 その後残りを走って終わり。 一度 2 ストロークエンジンのカートに追い越された。 いやー、しかし APG のレースでガス欠経験があったからこんな感じだったけど、知らなかったらアクセル全開で行ってバックストレートで止まっていたかもな。TKM はリコイルスターターがなくて、バッテリーのスターターが必要で、途中で止まったら大変だからねと脅されていたのでw、ピット近くまで戻ってこれたのは良かった。 なお、以前乗った時に「内臓がシェイクされる感じが半端ない」などと書いているが、実際のところ今回は何ともなかったな。 難しいのはインフィールドの右コーナー、結構外に流れていくので、コースアウトするんじゃないかと冷や冷や物である。 コース全長は 1 マイルぐらいあるんだそうだ。 でかい。

夕食はメキシコ料理の店へ。 美味かった。

2019/07/13 のコメントを読む・書く


14 (日)

%1 どようび US・にちようび

きのうの夜はのどの痛みに加えて首の違和感もあって、解熱鎮痛剤であるカロナールを 1 錠飲んで寝たのだが、朝にはだいぶのどの痛みが引いていた。 よしよし。 しかしなぜかおなかの調子は少しいまいちで、午前中は何度もトイレに行った。 下痢ってわけではないけどなんか緩い感じで。

朝食後空港まで車で送ってもらって、チェックイン。 セキュリティゲートは靴まで脱ぐやつだが、手を挙げて待つスキャナーではなく、シンプルなゲート。 前はどうだったっけな。 忘れた。 成田空港と同じ感じで通ったらゲートで引っ掛かり、チェックをここでするか、あるいはプライベートルームを希望するかを聞かれているのが聞き取れずに 3 回くらい聞きなおした。 英語力しょぼい。 まぁチェックは簡単にポケットを触られて完了だ。 例によってアメリカ合衆国は出国の手続きがない。 国内線も国際線も同じゲートに通される。

Denver International Airport の地下の鉄道、真ん中にガイドがあるゴムタイヤ式だな、たぶん。 久しぶりに乗ったわけだけど、前は女性の声でなんか terminal A とか doors closing とかくそ簡単な音声しか流れていなかった気がするんだけど、今は男性の声で doors are closing とかこっちの扉が開きますとかみたいな、ちょっとごちゃごちゃ言うようになったみたいだ。

ゲートについて時計を見ると、搭乗開始時刻まで 1 時間を切ったあたり。 まぁこのぐらいの余裕があるほうが気楽だ。 お土産屋さんはチラッとみたくらいで、あとは搭乗直前にポケモン GO のレイドバトルを開始してしまったので倒しておいた。 ボーディングブリッジ上で、空港の無線 LAN は切れるが、1 か月 1GB のうち 210MB しか使用していない AT&T SIM が入っているので機内でも通信ができる。

飛行機は先週の往路よりはすいていた。 隣の 2 席が空いているなと思ったら、離陸後、案の定、一人席を移ってきた。 あるある。 しかし、往路よりだいぶ寒い。 靴を履いていても足が冷える。 さすがに寒さ対策も限界である。 何度かお湯をもらった。

機内 Wi-Fi、gogoinflight と同じような構成だと思うんだけど、やっぱり、transparent proxy の Squid の設定が以前とは違うみたいで、keep-alive の抜け穴はなくなっているみたい。 名前解決は普通にインターネットの情報が得られるみたいなので、DNS は抜け穴に使えるのだと思われる。

離陸してから最初の飲み物が配られてしばらくした頃、キャビンアテンダントに席に座れとの機長の指示が飛び、ジェットコースターみたいな結構な揺れがあった。 往路はこのアナウンスが何度もあったが、復路もこのパターンかよ、と思ったら、その後は極めてスムーズ。 そして、日本上空は北海道から南下していくんだな。 北海道まで来てもまだ残りは 1 時間半くらいはあるんだけど、ここまで来た地図を見るとだいぶ帰ってきた感が強い。

入国はセルフ式ゲートですいすい。 せっかくなので、アメリカ合衆国の入国スタンプのページを出して帰国のスタンプを押してもらった。(日本の出国時のスタンプは押してもらっていない。)

バスはなんか待ちそうだったので、京成本線へ。 京成スカイライナーと京成スカイアクセス特急は別物だ、って知るかそんなの。 ともかく、羽田空港行きのアクセス特急が先に出るみたいだったので、それに乗った。 京成は特急料金はかからないんだな。 乗ってから乗り換え方法を検討、日本橋で東西線に乗り換えることにした。 悪くはなかった。 その手前の東日本橋で新宿線乗り換えというのも表示が出たので少し迷ったが、後で調べたら新宿線は馬喰横山っていう別の駅への徒歩乗り換えじゃねーか。 罠だ。 最後はタクシー、3k 円でおつりが来る程度。 飛行機が到着してから成田空港のセキュリティエリアの外に出るまでに 20〜30 分だろうか? そこから自宅までが 2 時間半といったところ。

%2 英語力

今回の旅行はいちいち英語力のしょぼさを痛感させられた。 空港でもそうだし、給油所でもそうだし、sides と size の件もそうだし、そこから派生して考えると major と measure なんかも難しい気がする。 まぁどうせ観光なので、いいっちゃいいんだけど... 飛行機に乗っていた中国人か何かの家族連れっぽい人達の一人なんて、英語も日本語もわからないみたいで...

%3 映画

『ティファニーで朝食を』(原題: Breakfast At Tiffany's)。1961 年のアメリカ映画。 オードリー・ヘプバーン主演の超有名な映画。 英語音声、字幕なし、つらい。 貧乏な主人公達がティファニーの宝石を夢見て? みたいな物語のようだ。 時代が時代だけに、老若男女問わずたばこをくわえているし、たばこの吸い殻を含め、ごみはその辺に投げ捨てるし、集合住宅の窓から外の階段を通って別の階の部屋に入り込むし... なんか、面白キャラで日本人みたいな役の人がいた。

『リメンバー・ミー』(原題: Coco)。2017 年のアメリカ映画。 日本公開は 2018 年。 ディズニーのピクサーアニメーション映画。 英語音声、英語字幕。 英語はメキシコのスペイン語が混ざっていて、スペイン語訛りっぽい英語も多く、聞き取りづらいキャラクターもいる。 ミュージシャンになることを禁じられた家族に生まれた主人公が、何とかしてミュージシャンを目指していく物語、なのだが、先祖にミュージシャンがいて、そのつてをたどろうとしたら骸骨だらけのあっちの世界に行っちゃった話。 現世に帰れるか、というところでハラハラさせられるが、先祖との対話により、ミュージシャンになることを禁じられることになった原因も発覚するし、認知症の Mama CoCo の記憶もよみがえってハッピーエンドである。 骸骨だらけのあっちの世界にしても、いきなり歌やギターの演奏が上手にできる主人公にしても、何から何まで非現実的な物語であるにもかかわらず、見事に引き込まれて涙が出てきた。 まったく良くできている。

%4 クレジットカード

今回の海外旅行ではイオンゴールドカードを主に使ったのだが、すくなくとも翌日に確認できる最新の利用状況では海外通貨の利用額が出ないみたいで、これはスルガ VISA デビットカードとは違って不便なところである。 あと、初めてキャッシングを使ったのだが (手数料が安いので)、これが 3 日ぐらい経たないと利用状況に出てこなくて少し不安になった。 店舗の手数料だけ普通のショッピングで決済されていて、そっちだけ確認できる状態が続いていた。

%5 PC

ドンキホーテの MUGA ストイック PC2 だけど、コイツは予想以上に使えた。 遅いのはともかく、画面は見やすいし、バッテリーが結構持つのだ。 自宅でいつも使っている ThinkPad X201 よりも軽いのに、バッテリーはより長持ちだ。 画面の明るさがたまに勝手に明るくなっていることがあったけど (設定値は変わっていないのに)、それは Intel のデバイスドライバーの問題か? 基本的には旅行に持っていくにはかなり良い感じだと思った。

2019/07/14 のコメントを読む・書く


15 (月)

%1 海の日

祝日。 曇り。

きのうの夜、Formula One のイギリス GP のライブ放送を見ている時にものすごく眠くて、終わったらすぐ寝たんだけど、そこから、3 時台、6 時台に目が覚めトイレに行って、8 時台に起きて朝食。 ここまでなら、時差ぼけ大丈夫かな? なんて思っていたんだけど、その後再び眠気が襲って、昼寝。

で、12 時頃からまた起きていろいろ作業など、すると 15 時過ぎて少しクラクラするなど。 ウーン、確かに日本の 15 時過ぎはアメリカ合衆国では寝る時間だからな、ウーン。 しかし昼寝した上で眠気が襲うってなかなかだな。 あっ、いや、そもそも成田に着いた頃がアメリカ合衆国で寝る時間だったわけだ。 そこを起きたままで粘ったから、もしかすると徹夜モードだったわけだ。 で、徹夜明けに寝て、...いや、だからそこで 3 時間 + 3 時間 + 2 時間ぐらい寝られたならそれなりには睡眠時間が取れていそうだが、さらに +2 時間ぐらい昼寝をして、それでも眠くなるというのか? 単に疲れているのか?

エンジンオイル交換とドライブチェーン交換が済んだバイクを受け取りに行った。 ここから 1000km はチェーンの初期伸びに気をつけるのだ。 気をつけたところでどうしようもないけど、初期伸び調整は無料だ。

1 週間以上置いたスクーター (アドレス) を動かそうとしたら、エンジンの始動に手こずった。 始動しないのについアクセルを開けてしまったのが悪かったか、あるいは、逆にアクセル全開で余計な燃料を追い出すべきだったか。 幸いバッテリーは元気なので、スターターモーターにがんばってもらった。 キャブレター車はこれがあるから... って、キャブレターでも原付では何年も経験していないな、こういうの。 カブ系エンジンは始動性がいい、っていう話はやはり本当なのだろう。

ドライブレコーダーの microSD カードが死んでしまったようなので、新しいカードを買ってきた。 症状としては、触っていないのに、いつの間にか、カードを入れてください画面になっていた。 まだ入れ替えていない。 今度のも安物なので、1 年ぐらいで交換したほうがいいかも。

2019/07/15 のコメントを読む・書く


16 (火)

%1 かようび

きのうは 22 時就寝、今朝は 5 時起き。 ちょっと、ズレているけどまぁいいか。 時差ぼけ対策には朝日を浴びて、なんてよくいうが、天気が悪くて朝日なんか出てない。 アメリカ合衆国で普通に変える睡眠導入剤を活用するという意見もあり、それはなるほどなとは思った。 日本の睡眠改善薬でも時差ぼけぐらいなら効きそうではある。

%2 プリウス

そうそう、アメリカ合衆国版のプリウスはスピードメーターがディジタル表示で、単位は当然 MPH なのだが、そのままこの車でもしカナダに行ったら、km/h に切り替えないといけないので、切り替え機能が付いているに違いない。 とは思ったが、てっきりどこかのメニューを操作するとか、ボタンを長押しするとか、そういうのかと思っていたら、なんと! km/h MPH と書かれたボタンが存在するのであった。 わざわざ専用ボタンが追加されていることには本当に驚いたが、国境付近に住む人を除けばあまりにも使用頻度が低い機能なので、変なところに用意しても覚えてもらえないだろうし、アナログメーターなら何も意識せずとも両方ともメーターに書かれているわけで、その感覚でふらりと国境を越えて焦る、というのを避けるためなのかな、と思った。

プリウスっていうのは比較的静かな車というイメージがあったけど、アメリカ合衆国で州間高速道路を多用するような使い方をすれば、まったく静かではない。75MPH なんていうスピードで走れば、普通のコンパクトな AT 車と変わらないくらいエンジンはうなる。 でも、この使用状況を見ると、プリウス方式のハイブリッドのメリットを実感するのである。 日産が e-POWER として売り出したシリーズハイブリッドは、高速走行での燃費が不利だとされる。 日本ではかなり燃費の良いコンパクトカーとしてノート e-POWER が売られているわけだが、州間高速道路を多用するような使い方ではどう考えても不利だ。 プリウスは、低速時はシリーズハイブリッドのような特性を持ちながら、高速時はパラレルハイブリッドのような特性を持っていて、アメリカ合衆国での使われ方にも適している、のかも知れない。 適当に書いているけど。

なお、3 代目プリウスの運転感覚としては、ブレーキペダルの感触がだいぶ変で、ステアリングは電動パワーステアリングっぽさが全開で頼りなく、走行中エンジンが始動する時のトルク変動も少なからず感じられた気がする。 初代プリウスのようなエンジンが止まる時のブレーキの違和感はないけど、踏み始めのごく軽い段階からぎゅんぎゅんと効く感じがいまいち。 ワインディングを楽しむより、街中や高速をだらだらと走るほうが向いているかも。 クルーズコントロールは勾配によっては 2MPH くらいズレることもあったが、普通の 4AT よりは精度が良いんじゃないかな。

N レンジに入れてアクセルを全開にするとどうなるか? モニターに "N POSITION" と出て警告音が鳴る。

セレクトレバーの操作方法については、自分はなぜか、P レンジを選ぼうとして左上の R に入れてしまうことが多かった。 ボタン式なのをついつい忘れてしまって、普通の AT みたいに上のほうに P レンジがあるような気がしてしまうのだった。 右上あたりが P にしてあってもいいような気はするけどな。 あっ、そういえば右ハンドルは左右が逆か。

アメリカ合衆国版はキーのボタンやドアノブで解錠しても運転席しか開かない。 これは車種を問わず同様だと思う。 さらに、走行時は P レンジから抜けた段階で施錠され、P レンジに入れた段階で解錠される。P レンジから抜けた段階というのが、セレクトレバーを左に倒して、さて R に入れようかとしているところでおそらく N に入って、施錠される。P レンジはボタンで入れても、スイッチをオフにすることによって入れても良い。

プリウスとは直接の関係はないけど、エアコンの風の吹き出し口に付けるだけの簡単なスマートフォンホルダーが、すげぇ便利だった。 振動が多いと落ちることもあるけど、とにかく、自分の車にもこういうのはほしいなと思った。

2019/07/16 のコメントを読む・書く


17 (水)

%1 キャッシング

海外でのクレジットカードキャッシングはリボルビング払いになっていて、100,000 円以下の利用なのでたぶん月々の支払額は 3000 円になっている。$80 使ったのでそれだと 4 か月以上かかる。 それで、「リボ払いお支払い額増額サービス」で全額返済としておけばいいのかな、と思ってしておいたのだった。

で、よく調べるとどうも銀行 ATM にて現金で返済ができるらしい。1000 円単位なので 8000 円までだが、イオン銀行 ATM とゆうちょ銀行 ATM なら手数料無料でできるらしいので、しておいた。 返済は元金のみだが、早めに減らしておけば利息も減ることになるはず、たぶん。

%2 アメリカ合衆国の戸建て

今回居候させてもらった家は戸建て。 地上 1 階、地下 1 階。 日本の感覚からすれば、すんげぇでかい。 親戚の家で広い家があるけど、それよりも遙かにでかい。 リビング、キッチン、ダイニング、子供部屋、寝室、バスタブ、シャワー、トイレ、ウォークインクローゼット、に加えて、ゲスト用の寝室・バスルーム (トイレ含む)・洗面台、さらに、洗濯機の部屋、各種ストレージ、めちゃでかいバルコニー、そして、車 2 台分のガレージ、これが地上 1 階に含まれているのである。 地下にもいくつかの部屋があるほか、ストレージとして使えるスペースがたくさん。

キッチンには当然ディスポーザーがあり、食器洗い機もあり、オーブンもある。 冷蔵庫にはなんと水道がつながっているらしくて、冷水や氷を表から直接出すことができてめっちゃ便利。 冷凍室と冷蔵室が上下ではなく左右に並ぶデザインも、使い勝手はなかなかいいのではないか。 でもそもそもがデカいので身長が低いと上に届かないかも。

どうしても、ホームアローンみたいな、アメリカ映画に出てくる戸建てのイメージが頭にあるが、さすがにホームアローンのアレはさらに大きい。 あれだとガレージが家から離れたところにあって、地下 1 階、地上 2 階に屋根裏部屋まであるもんな。 そういえばあの映画では地下に洗濯機があったよね、みたいな話をしたら、確かにそうだけど、地下に洗濯機を置くスペースがある家はあまり聞いたことがない、ということだった。

アメリカ合衆国の家というと間接照明の印象があるが、実際のところ、リビングとダイニングはそういう感じだった気がする。 でも、キッチンやそのほかの部屋や廊下などには、ダウンライトがいくつもついていて、結構明るかった。 さらには、お風呂はプライバシーの関係もあって、高い位置に小さな窓が付いているだけだが、これが意外とたくさんの光を取り込んでくれて、昼間は結構明るい。 隣の家までの距離もあるし、太陽光がけっこうたくさん取り込める感じだ。

あと、芝生の散水装置 (タイマーで稼働)、バキューム装置 (廊下の壁にコンセントみたいな感じで口がついていて、ガレージ内にバキューム装置がある掃除機みたいなもの?)、ガレージには電動シャッター (なんと、動く装置が丸見えで、音も結構大きい)、など。 それに建物全体の集中空調というのかな。 床から冷風が出てくるのはなかなか違和感あったが、冬場ここから温風が出てきたらそれは快適だろうな。 キッチンのコンロは電気。 給湯と暖房がガスだと言っていた。

自宅にもあったらいいなと思うのは、ディスポーザーと食器洗い機と、給水・給氷機能付き冷蔵庫だなw 逆に、便座に関しては日本のものが確実に良いw

2019/07/17 のコメントを読む・書く


18 (木)

%1 Debian GNU/Linux 10 Buster

とりあえず職場の PC のアップグレードを試みた。GNOME 環境の 1 台はサクッと完了、MATE 環境の 1 台は... どうも、systemd-shim パッケージがなくなり、sysvinit でうまく動かなくなっているらしく、systemd-sysv が入れられないことで依存関係でいくつかパッケージが消されたようだ。 仕方なく、systemd-sysv を復活させた。 前に systemd を試した時には何か問題があったんだったと思うが、今回は /etc/fstab を修正しただけで特に問題はないように見える。 ま、いいか。

なお、apt-get full-upgrade というのは知らなかったが、つい癖で apt full-upgrade とたたいたら微妙に違う挙動を示して、ちゃんと動かないっぽかった。 なんでだ。

su の挙動が変わった。 今まで Debian GNU/Linux では長いこと、su だけで PATH は再設定されそのまま sbin のコマンドも使うことができていたが、PATH が引き継がれるようになってしまった。 これは不便。su - は suspend ができないので代替にならない。 なにやら今まで通りの挙動に変える方法もあるらしいのだが、もっとも手抜きで影響範囲が小さくなる対処として、自分のユーザーの .bashrc に alias su='PATH=... su' を書いておくことにした。

自宅の PC も。 まずは Ryzen PC。 これは libvirt の母体とちょっとしたファイル置き場や作業用で使うのがメインで、systemd のままだしデスクトップ環境も入っていないおかげか、あっけなく完了。 何も問題ないかと思いきや、シャットダウン後の wake-on-LAN ができなくなっている。 なんだそりゃ! ethtool で確認しても g になっているのに、やっぱり wake-on-LAN ができない。 おいおい... そこで、r8168-dkms を入れてみたところ、解決。 標準の Realtek NIC 用のデバイスドライバーが改悪されたってことか。

次。 バックアップ用 PC。 これは本当に最小限の環境で、sysvinit にしてあるものの簡単に済むかと思いきや、以下のエラーが出た:

Setting up shim-signed-common (1.33+15+1533136590.3beb971-7) ...
Installing for x86_64-efi platform.
grub-install: error: cannot copy `/usr/lib/shim/shimx64.efi.signed' to `/boot/ef
i/EFI/debian/shimx64.efi': No space left on device.
dpkg: error processing package shim-signed-common (--configure):
 installed shim-signed-common package post-installation script subprocess returned error exit status 1

これは GNU GRUB の署名バイナリ関連だ。 後から UEFI ブートに切り替えた関係で、EFI System Partition が 1MiB と小さすぎて、署名入りのバイナリを入れるスペースがないようだ。 どうせ UEFI の Secure Boot は使っていないので、署名は不要である。 ってことで、消した。

そして再起動したら、動かない。 あれ? GNU GRUB がうまく立ち上がらないのか? 困る... しかもこのマシン、ファームウェアがクソらしくて EFI Shell すら動かない。USB メモリーで修復環境を起動して grub-install をやると、空き容量が足りないと... grubx64.efi がそもそも大きいらしい。 アチャー。 仕方がないので、パーティションテーブルのすぐ次のセクターまで使って EFI System Partition を拡張、2MB ほどのサイズは確保できた。 それで grub-install も成功し、起動もできた。

さて、コイツも Realtek NIC なので案の定 wake-on-LAN が動かなくなっている。 仕方なく linux-headers-amd64 と r8168-dkms を導入、あぁ、そういえば dkms って /boot になんか残骸残すんだったっけ... この PC は /boot が極小なので、対処が必要だ。

%2 かけ算命令

負の数を 2 の補数で表すシステムでは、掛けられる数・掛ける数と答えのビット数が同じ場合、符号付き整数のかけ算も、符号無し整数と同じ方法で算出できる。 で、8086/8088 には IMUL という符号付き整数のかけ算命令があって、これは 8 ビット同士を掛けて 16 ビットの答えを出すか、16 ビット同士を掛けて 32 ビットの答えを出すか、になる。 単純に考えると、符号拡張して 16 ビット同士または 32 ビット同士の符号無しのかけ算を行えば答えは出る。 しかし、MUL 命令と IMUL 命令の実行時間にそこまでの差はないようだ。

考えられるのはこうか? 掛けられる数と掛ける数の両方が 0 以上の場合は、MUL 命令と同じ演算でできる。 両方が 0 未満の場合は、どちらも符号反転をすれば MUL 命令と同じ演算でできる。 片方が 0 未満で片方が 0 以上の場合は、0 未満のほうを符号拡張して、それをシフトしながら、0 以上のほうの 1 が立っているビットのところを足していけばいいので、MUL 命令と似たような演算でできる。 みたいな。 真相はわからんけど。

2019/07/18 のコメントを読む・書く


19 (金)

%1 乗算器

乗算器 - Wikipedia

2 進数で 2 の補数による符号付き整数のかけ算を行うアルゴリズムが載っていた。 が... えぇっ、これでできるの? なるほどわからん... 魔法のようだ... 英語版のほうに少し解説文もあるけど... 具体例をいくつか当てはめて考えてみたい。 でも確かにこの程度で済むのなら、8086 の IMUL と MUL のクロック数の差も理解できる。

%2 Debian つづき

自宅サーバー PC の Debian GNU/Linux のアップグレードは、事前準備が必要そうだ。 コイツは systemd 化すると USB 接続の HDD が時々謎のスピンアップを起こす事象に悩まされ、結局原因不明で sysvinit に変えた PC だ。 幸い今はウインドウマネージャーは icewm なので、sysvinit のままアップグレードはできそうなのだが、LXDE なんかが残っているせいでトラブルを起こしそうだ。 まずは systemd-shim パッケージを消して、関連する不要そうなパッケージを消してから挑みたい。

自宅ノート PC のほうは、MATE デスクトップ環境を引き続き使いたいので、まずは systemd を復活させるところからだな... systemd では過去に「再起動が躓く」と書いており、その症状も復活する可能性が高いが、アップグレードで解消することを期待したい。 後はディスクの空き容量を確保しておかないとまずいな。

Mercurial が新しくなって、超ウザイ pager 機能とカラー表示がデフォルト有効になってしまった。 設定でオフにすれば良い。ls のカラー表示ですらあまり好きではないのに、今の流行には全くついて行けない。 ソースコードのカラー表示だって、若者に「この色じゃ読みづらくない?」って聞くと「読めないですね」なんて返事が返ってくることも... わからん。 今思えば Visual Studio 6.0 の頃の Microsoft の色づけは地味だがかなり見やすかったと思う。 今の Microsoft については触っていないのでわからない。

2019/07/19 のコメントを読む・書く


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