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2014 年 2 月下旬


20 (木)

%1 映画

久々に映画館で「ラッシュ/プライドと友情」(原題: Rush) を見た。 ジェームス・ハントとニキ・ラウダが題材になっている映画。

F1 を見始めたのはフェラーリにいたミハエルシューマッハが全盛期の頃なので、時代が違いすぎていろいろと不思議な感じがする。 ドライバーが事故死する時代ではないというのもあるし、車の見た目も違うし、ヘルメット・HANS、フェイスマスクも違うし。 さらには、スタート前に車が動くシーンを見ると、あれはフライング扱いにならないのかという疑問 (足クラッチの時代にはああいうのがよくあったんだろうか? 今は手のクラッチらしいからつないだら最後動いてしまいそうだが)、スピン・エンスト後の再始動シーンの違和感 (少なくとも今はスターターモーターを備えていないから、エンストしたら終わり、ただし今はエンスト防止の機構がある)、などなど。

ドライバーの性格の違いについて、今は今でかなり個性的なドライバーが多い感じがあって、ただ、例えばアロンソは賢い感じはするけど実は結構熱いものを持っているのでそのへんやっぱり今はああいうドライバーはいないかな、というか、やっぱ映画だからそういう極端な表現なのかなぁ。 他にも、あんなにヤリチンなドライバーが今いるのかというと、さぁねぇ (^^;

映画館で見てよかったと思うのは、音か。 エンジン音が結構きれいに入っていて、映画館の音響だとそれなりに雰囲気が出る感じ。 もちろん、実際の音がこんなもんじゃないのは SUPER GT のレーシングカーのテスト走行を見に行ったことがあるから何となくわかる。

映画館で見るのに失敗したのは、てっきりイオンシネマなら 20 日はどこに行っても 1,000 円なのかと思い込んでいたが、実は場所によって違うらしくて、普通のレイトショーで 1,200 円になってしまったことと、株主優待で割り引きがあったらしいのをすっかり忘れていたこと。 次は忘れないようにしよう。

2014/02/20 のコメントを読む・書く


21 (金)

%1 ツナグ

テレビでやってた映画。 あまり期待せず見ていたところ、期待以上だった。 主役以外の高校生役の人達の演技が何かぎこちない感じがするし、その役がまた演劇部というからぎこちなさの演技みたいな、まぁなんか、それはそれでいい感じというか。 桐谷美玲はかわいいし。

あ、いや、役者がどうとかではなくてだな、3 つの案件 (?) におけるストーリーがうまくできていて、死者に一度だけあえるという、ドラマによくありそうであまりない設定が、うまく活かされているような、そんなところが評価できる。 もちろん、実際には会わないというのを繰り返せば、永遠に意思疎通が図れるんじゃないかとか、仲介人とのやりとりが自由なのかとか、設定に対する疑問もあるけど、ファンタジーだからなー。

2014/02/21 のコメントを読む・書く


22 (土)

%1 レンタルカート

飯能。3 回乗ってベストは 33.448 秒。

%2 飯能

車の外気温表示は摂氏 7 度前後が出ているのに、景色がフツーに白い。 家の屋根に雪が残っているのを見て、そういえばこの辺は 80cm とかの大雪が降ったんだなと。 いくら昼間の気温が高くても、それだけの量があれば 1 週間やそこらでは全部はとけないんだなと。 道路は狭くなっていて雪解け水が出ているところがあるが、一応ノーマルタイヤでも大丈夫。 ただ、深夜には凍っていると思う。

帰りは青梅側に回ってみたが、交通量が少ないため狭くなっている部分も走りやすいというか、対向車が来ないのでいい感じだけど、その代わり狭くなっている部分は多かった。 日影やトンネル入り口付近で雪がジョリッとするところもあった。 なるべくバス通りを行くほうがよさそうだ。

横滑り防止装置が働いている感じはあまりしなかったけど、そういう支援があるとわかっていることで運転手としてはだいぶ気楽になる。 一瞬だけ左右のタイヤが雪や氷の上を通ってしまう場所なんかでは、例えばそれがカーブの途中だったとしても、横滑り防止装置があることで、いきなり変な方向を向いたりする危険性はかなり低くなるはず。 一面アイスバーン、みたいな状況があるとどうしようもないが、昼間だし大部分は除雪されているのでそんな場所はなかった。

2014/02/22 のコメントを読む・書く


23 (日)

%1 にちようび

ふと思ったんだけど、4 月の消費税の変更で、首都圏の鉄道の料金は切符の場合が従来通り 10 円単位、IC 乗車券の場合は 1 円単位、定期券は従来通りの 10 円単位、ということになっているようだが、回数乗車券の料金はどうなるんだろうか? 11 枚の乗車券が 10 回分の料金で、ということなら、1 円単位の料金を 10 倍するのが都合がよさそうだが。 あと、消費税の変更前に買っておいた回数乗車券は変更後も引き続き同区間で利用可能という説があるようだが、私鉄の価格ベースの回数乗車券はどうなるのか。 残り 2 か月を切ったというのに疑問はいっぱいである。 そもそも各社の運賃改定申請、まだ正式に認可されてないみたいだし。

弁当を買いに出かけて、途中でマスクをして歩いている親子を見かけて、急に鼻が痛く感じられる不思議。 花粉か。 鼻が痛いというか、鼻周辺のよくわからない場所も痛いというか、なんか独特の感覚である。

「まじっく快斗」という漫画の単行本の 1 巻を少し読んだ。 「名探偵コナン」が有名な作者の漫画。 名探偵コナンにも出てくる「怪盗キッド」の物語であり、てっきり名探偵コナンの後の漫画なんだと思い込んで読んだが、なんと名探偵コナンのほうが後らしい。 っていうか、まじっく快斗は終わった作品ではなく、不定期ではあるが今も連載中らしい。 名探偵コナンは毎度のように殺人事件でシリアスな雰囲気があるが、まじっく快斗はずいぶんコミカルな感じである。 少なくとも 1 巻あたりは深く考えず勢いで読むのがよさそうである。

2014/02/23 のコメントを読む・書く


24 (月)

%1 電車

仕事で夕方お出かけ、帰りに京王線を使ったら、真ん中の運転台が見える連結部分に乗ったので、じろじろ見てみた。 速度計はディジタル表示で、乗務員が乗っていない連結部だからか何も表示されていなかったが、圧力計というのがアナログ式で動いていた。 ようはブレーキのときに動くんだけど、かけ始めにまず大きく上がって、そこからすーっと下がる。 その後結構上下しながら停止し、扉が開くのとともに大きく上がる。 かけ始めのところは西武 101 も似たような動きをするけど、ここまで下がらない気がするのは、回生ブレーキと発電ブレーキの差だろうか。

以前常磐線で同じような場所に乗った時は速度計が見えていたがあれはアナログだったからか動いていた。 西武 101 なんてアナログの計器が 3 つ並んでいて、上のほうにアナログの電圧計までついているから、ぴょこぴょこ動くのを見ているのは暇つぶしにはいいんだけどなー。 圧力計しか見られないのはだいぶ寂しい。

そうそう、連結部ではマスターコントローラーが停止の位置になっているっぽかった。 車掌の乗っているところも同じだろうか。 西武 101 だとブレーキが別になっていて、進行方向と反対側だとブレーキの棒がない状態になっている。 進行方向を決めるしくみってどうなってるんだろうな。

2014/02/24 のコメントを読む・書く


25 (火)

%1 MS Word 2007

Ctrl-V で書式無しの貼り付けになるオプションを選んである MS Word なんだが、段落番号の付いた段落をコピーし、別の段落番号のところに Ctrl-V で貼り付けたら、コピーした段落番号とタブか何かが入ってしまって、あぁ間違えた、と、Ctrl-Z で元に戻し、もう一度 Ctrl-V で貼り付けるとなぜか段落番号とタブが入らないという不思議な動作。 まぁいい。 不思議だがいらつくことでもない。

検索で見つかるのに置換タブに切り替えて検索を押すと見つからない不思議。 何だろうと思って検索で見つかったところを手でなおして作業を続行したが、その後もすべて置換したのに一か所だけ同じ問題が出て置換されていないなど、とうてい理解不可能な挙動が見られた。 初めて見たんだが大変イライラする問題で、確実に再現できる小さな例を見つけられていたらすぐにでもマイクロソフトに報告を送りつけているところである。MS Office の中でも MS Word は使用頻度の割にバグ遭遇頻度がずば抜けて高く、こんなの仕事に使ってるとか果てしなく馬鹿げているし、世の中の生産性は他のワードプロセッサー (パソコン用のアプリケーション、あるいは専用機) が広く使われていた頃よりも確実に悪化しているに違いないと改めて感じるのである。

そういえば MS Office はオンラインで無料で使えるのがあるんだっけ? 今度触ってみよう。

%2 goto fail;

Apple がやらかした初歩的なプログラムミスによる脆弱性で話題となっているのが goto fail; である。

  if ((err = hoge ()))
    goto fail;
    goto fail;

こんな感じの C や Java などでありそうなミスで、err が 0 になっても goto fail; してしまって、実は goto fail; なんだけど err が 0 だとチェックに引っかからずに済んでしまう的な問題っぽい。goto が問題なのではない。break や return だったとしても同じだ。

こんなミスは普通ならどうやって防ぐことができるだろうか。Linux (kernel) だとパッチ投稿の際には必ず checkpatch.pl を使ってチェックすることになっているが、確かこの手のインデントミスはチェックされないから、それで気づくことはできない。Linux はコーディング規約があるものの、実際見ると意外と従っていないコードは多くて簡単に見つけられる。 そういう点から見て、この手のミスは Linux kernel では人手でチェックしているのが現状なんだろう。 他に何かいい方法があるか軽く考えてみると:

みたいな感じだろうか。

2014/02/25 のコメントを読む・書く


26 (水)

%1 頭文字 D

そういえば頭文字 D の最終巻をまだ読んでないんだった。 そう思って、最終巻の前の巻を間違えて立ち読みで読み終えてしまったブックオフに行ってみたが、無かった。 最終巻どころか、39 巻くらいまでしかなかった。 うーん。 やっぱりレンタルか? TSUTAYA 遠いんだよなぁ。 職場近くの TSUTAYA で借りられるといいんだけど、あそこはコミックレンタルはやってない。

%2 シューティング

Windows の画面を見たらシューティングゲームを何となく立ち上げてしまった。 東方シリーズというやつの体験版の最新版、かな。 最初ゲームコントローラー (PlayStation デュアルショック) を使ったが、何となくうまく操作できないので、USB キーボードを接続してみたら格段にやりやすくなった。DOS の時代にキーボードでゲームをするのに慣れ親しんでいたから、特にアクションゲームより微妙な操作が必要なシューティングゲームはキーボードのほうがやりやすいみたいだ。 とはいっても Easy を選んで 3 面までノーコンティニューではあるもののボム使いまくりという下手さ。 点数は 63M 点くらい。

2014/02/26 のコメントを読む・書く


27 (木)

%1 Office.com

米Microsoft、ブラウザ版無料Officeの「Office Online」を発表 -INTERNET Watch

Office.com の無料 Office の Word を少し触ってみたのだが、これは Google Docs に似た存在であって Microsoft Word と競合するものではないことと、Google Docs の足下にも及ばない出来であることを知った。 まず何より、ドキュメントを開くのが、遅い。 一覧からドキュメントを選択すると、Word Online という文字が出てきた後、閲覧表示で始まる。 そこから [ドキュメントの編集] をクリックし、[Word Online で編集] をクリックすると、またしても Word Online というのが出てきて、しばらく後に編集表示になる。Google Docs なら、Word Online が閲覧表示になっている頃にはすでに編集可能な状態になっているだろう。

次に、機能が極めて少ない。 「見出し 1」などのスタイルの書式変更はできないし、目次を作るなんてもってのほか。Google Docs もお世辞にも高機能とは言えないレベルだが、一応スタイルの更新もできるし、目次も作成できるようになっている。

そして、[WORD で開く] (なぜ大文字?) というのが画面の上のほうに常に表示されていることから、どうも Microsoft Office を買わせたいんだろうなという意志が伝わってくる。Google Docs が、すべてを Web 上でやってくれ、という雰囲気なのと対照的で、これはあくまでもおまけ、共同作業などで便利な場合もあるけど、まじめな作業は Microsoft Word でやってね、みたいな、そんな感じがする。

%2 MS Word

今日はぶっ壊れた参照を直すのに少なくとも 30 分くらいは使った。 「エラー! 参照元が見つかりません」が出るのはいいほうで、段落番号を参照していたところが 0 になっていたり、段落の内容を参照していたところが改ページになっていたりで、最初は単にファイルが壊れたのかとさえ思った。 どうやらきっかけは切り貼りの作業でいわゆるリンク切れ状態になっていたことで、あるときのフィールド更新か何かで (これも全体のフィールド更新をする方法を知らないのだが) 更新されて壊れてしまったものと推測される。 結局、HTML で保存して、その内容からブックマークが壊れている場所を特定して、手でなおすというアホみたいな作業。 ファイル形式の指定がなかったので、LaTeX でやってりゃよかったと、これほど強く思ったことはないかも知れない。

もうひとつ、章の番号 (これも段落番号) が入っているところで、改ページや改行 (改段落) を入れると、章のタイトル (段落の内容) の先頭に改ページや改行が入ってしまい、参照のほうにも改ページや改行が入って涙目になるという問題、これは Google 検索したらすぐに出てきたからよくある話なのかも知れないが、改ページや改行がそこに含まれているのかどうかなんて、編集画面を穴の開くほど見つめてもわからないんだ。 だいたい、参照の時には「段落の内容」になっているんだから、改行 (改段落) したら別の段落になりそうなもんだが、参照のしくみがどうも段落とかのしくみとは独立して入っているようで、HTML でいうと <a name="hoge"><p>hoge</a> の <p> のようなあり得ないことが、普通に起きてしまうようだ。LaTeX でやってりゃよかった。 卒論修論を LaTeX でやっててよかった。

あと、これは UI の問題だけど、検索ダイアログで検索方向がコンボボックスになっているのがとても使いにくくて (最新版の Microsoft Office でも変わってないらしい)、調べてみると Ctrl + Page Up/Down キーで切り替えろとか何とか、そういう話らしいのだが、どうして [下に検索] と [上に検索] のボタンをもうけなかったのか全く理解できない。 検索ウインドウが大きすぎるのも邪魔だし、検索結果に合わせて移動してくれるのはいいが微妙に重なった位置に移動したりするし、開発に関わる人達は実はまともに使っていないのではないか。

2014/02/27 のコメントを読む・書く


28 (金)

%1 2 号車の真ん中あたり

西武鉄道の 4 両編成の新 101 系は、2 号車に抵抗器というのがついているらしくって、2 号車の真ん中あたりに乗っていると床下からカム軸などの動作音が聞こえる、というのを最近覚えた。 この 2 号車にはどうやらパンタグラフも乗っていて、パンタグラフから流れてきた電流が抵抗器を通って、それから 2 号車と 3 号車のモーターに向かう、ということだと考えると割と素直な感じに思えてきた。

例によって加速の進段の際にカタカタ音が聞こえ、加速をやめてニュートラルになる時にはカタカタ音が連続して聞こえる。 減速時も進段の際にカタカタ音が聞こえ、減速をやめるとカタカタ音が連続して聞こえる。 さらに、ゆっくりになった後で再び減速を始めるときには、カタカタ音が連続して聞こえた後で電気制動がきいてくる。 制御方式としてはなんとなく理解できてきた気がする。 自分が生まれるよりも前の技術でこういう制御が実現されていたということについては感心している。 メガワットに近い電力が流れる抵抗器、というだけで、その設計は素人の自分には想像もつかないものだが、それを電流量に合わせて自動的に切り替えていく、というのを、信頼性の高い方法で実現していたのだから、今となっては想像できないなぁ。(簡単な 4 ビットや 8 ビットのマイクロプロセッサーぐらいは使っていたのかも知れないが、大きな電力を扱うし、どうだったんだろう。)

%2 電車賃

西武鉄道の駅員さんに聞いてみた。 回数券は、消費税増税後も、切符の値段の 10 倍だそうだ。 すなわち、4 月以降は、IC カードより高い値段の 10 倍であり、11 枚綴りの回数券の場合、10 枚まで使っただけでは数十円を損している状態になるわけだ。 もちろん、電車賃は数十円では済まないから、11 枚すべて使えば、割安にはなる。

あと、3 月までに買った回数券は、やはり、4 月以降も追加料金なしで使えるそうだ。 回数券は買った時点で鉄道会社の収入であり、使う時には鉄道会社の収入に変化はないし、例え期限までに使い切れなかったとしても、返金されるわけでもないんだから、当然といえば当然。

でも IC カードは? チャージは鉄道会社や IC カード発行会社の収入扱いにはなっていないのか? もしかして無金利でお金を貸しているような扱いなのかな? いや、図書カードやテレフォンカードなんかと同じような金券扱いなのか。

2014/02/28 のコメントを読む・書く


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