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2013 年 7 月中旬


10 (水)

%1 原付

修理後、冷間始動のコツをつかむため、冷間時はキック始動を試みることにしている。 この季節は、チョークを引かなくてもかけられるはず、と思ってやってみたりして。 今日はかかったが、何度かキックした。 故障前より始動性が良くなった感じはしない。 まぁでもキャブレターだからこんなものかな。

今回、燃費は 43km/l くらいでだいぶ悪かった。 まぁ、走行できなくなって修理に出したりしていたから、走行せずにエンジンだけ回ってた時間が長かったものと思われる。 むしろ、それでも 40km/l を切らないのはいいほうか。

あまり試してないが、チョークを引くとアイドリングしない場合があるような気がする。 燃料が濃くなりすぎて点火できなくなっているためで異常ではないはず。 故障前は、暖まっていてもいなくても、チョークを引いたままでアイドリングしていた。 そのあたりに、前の「詰まった」状態を理解するヒントがありそうな気がする。 スロージェットが詰まっただけでは説明できない何かがあると思っている。

%2 猛暑日

続く猛暑日・熱帯夜... おっと、ギリギリ熱帯夜ではなかったか。 こんな気温だと鹿児島のほうが涼しい、って書こうとしたが、大差ないようだ。 鹿児島市の気象台あたりは熱帯夜みたいだけど。

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11 (木)

%1 スロージェット

原付のキャブレターのスロージェットについて、調べていて、少し新しいことを覚えた。

キャブのセッティング基礎編

用語の脱字はともかく、この図は割とわかりやすいと思う。 覚えたことのひとつは、スロットルがバタフライではなくて、スライドバルブであること。 カブ系エンジンのキャブレターには、チョークはバタフライバルブのものが付いているが、スロットルはやはりスライドバルブらしい。 これがベンチュリという部分を兼ねていて、ここを空気が通ることで、途中にあるメインジェットから燃料を吸い出す。 アイドルストップスクリューと書かれているのが、おそらく、アクセルを戻した時のスロットル位置を決めるものではないかと想像する。 そういう構造であれば、アイドリングの時にも少しはメインジェットから吸い出されそうな気がする。

もうひとつ覚えたことは、スロージェットと呼ばれる部分がスロットル・ベンチュリの後 (エンジン側) に付いていて、それはメインとは別系統の空気取り込み口を持っていること。 スロットルの後にあるというのはつまり、自動車用のブレーキ倍力装置のように、スロットルを閉じている時に大きな負圧が発生して機能し、スロットルを開けている時には負圧が小さくなりあまり機能しないというわけ。 ここで、アクセルを完全に戻したエンジンブレーキ状態から少しずつアクセルを開けていった時に、加速に段があることを思い出した。 電子制御の燃料噴射装置では、燃料カットが終わるタイミングでガクッと来るが、原付のキャブレターにはどう見ても燃料カットのしくみがないにも関わらず、似たような感じでガクッと来るのを不思議に思っていたが、このスロージェットが理由ではないか。 つまり、エンジンブレーキの間は大きな負圧によってスロージェットが機能していて、アクセルを開けていくと負圧が小さくなり、スロージェットからの燃料・空気の供給がほとんど止まるなどして、ガクッと来ると考えると納得がいく。

さて、そういうわけなので、スロー系統の詰まりと言うと、スロージェットの詰まりと、スロー系統の空気取り込み経路の詰まりが考えられる。 前者であれば燃料供給が滞り、アイドリングしなくなる可能性がある。 後者であればチョークと同じような効果がスロー系統のみに現れ、燃料が濃くなると考えられる。 いずれにしても、少しの詰まりならば調整によって回避できるんだと思うし、実際、中古購入時はどちらかの状態だったのではないかと思う。

と、いうのは、バイク屋さんが言うにはスロー系統の穴を覗いても先が見えないほどだったということなので、おそらくスロージェットが詰まってたというのは間違いない。 スロージェットが詰まっていたけど何とかアイドリングした? と考えると不思議なのだが、購入時から詰まりかけていたとすれば、アイドルストップスクリューの調整によってメイン系統からの取り込み量が増やされていた可能性があるかな? でもそうするとチョーク引いたら燃料濃くなってアイドリングしないかな? まだ疑問点は残っているな。

あと、スロー系統の掃除方法として、アイドルストップスクリューを回してスロットル全閉状態にして、下り坂でエンジンブレーキをかけるというのがあるのかな。 そうすると、スロー系統から無理やり空気が取り込まれるから、ちょっとした汚れは吸い取られるかも知れない。

%2 アメダス

2ch気象板のやつら今日の最高気温で煽り合っててワロタwwwwwww - なお、まにあわんもよう@なんJ

アメダスって館林みたいにいい加減な設置場所のところがあるのね。 近所の農工大のアメダスは、web 検索すると画像が見つかるが、ちゃんとしてるっぽい。 ちゃんとしてるけど、今日は摂氏 25.0 度 (04:33)〜36.0 度 (14:38)。 半端ねぇ。

2013/07/11 のコメントを読む・書く


12 (金)

%1 時差ぼけ治らず

1 週間たったのにねぇ。1 時過ぎまで 3 時間ほど寝た後は、2〜5 時頃まで寝付けず、その後 3 時間ほど寝るという変則パターン。

%2 平成狸合戦ぽんぽこ

テレビでやってた映画。 スタジオジブリ作品。 この映画を見たのはたぶん今回が初めてだと思う。

この映画のおもしろさは、ローカルネタが頻出するところにある気がする。 まず、舞台が多摩ニュータウン。 多摩センター地域まで車で 30 分前後のところに住んでいる今だからこそ、まぁ昔のことは知らないけれども、一応地理的なことについては実感がある。 確かに川とか通っているよなぁ、とか。

次に出てくる関東の地名が、神奈川県の旧藤野町 (ふじのまち) を指すと思われる「藤野町」(ふじのちょう)。 おもしろいことに、相模原市に編入された直後は同じ漢字で「ふじのちょう」だったらしい。 藤野町という名前はもうなくなってしまったが、中央本線の藤野駅は今も残る。 レンタルカートで有名、でもないが、個人的にしょっちゅう行ってるからなじみのある地名である。

そして「町田市」。 車で移動していると、思わず神奈川県と言いたくなるような場所にある東京都の市。 そんなに田舎ではないのだが、多摩センターあたりと比べると自然が残されている部分が多い感じがする。

多摩川も登場した。 多摩川の上を通っている鉄道はいくつかあるが、多摩ニュータウン関係で言えば京王相模原線か小田急小田原線のどちらかだろうな。

そんなわけで、東京に来る前だったらあまり楽しめなかっただろうなという内容。 あ、ついでに、同じく東京が舞台のアニメ「タッチ」で、キャッチャー松平の声の林家こぶ平が、この映画にはぽん吉の声で出演している。

2013/07/12 のコメントを読む・書く


13 (土)

%1 どようび

昼頃までよく寝た... 時差ぼけ...

%2 GNU screen

画面が崩れる件についてソースコードを調べた。Git bisect して、問題のコミットが cb9d14bd8a198447d20ccd4be848df679a3047d9 であることは突き止めた。 意外と古いコミットだが、前の Debian はそんなに前のバージョンを使っていたのか。

症状としては Atom Z530 環境で GNU screen に visual bell の設定を入れて Emacs を使った時に、画面の一番下から数行上にファイルの末尾が来る状態にして、ファイルの末尾にカーソルを移動して、C-f を押すと、画面下に Emacs のメッセージが出るのと同時に visual bell が鳴る。 この時、visual bell のメッセージが即座に消えて (すぐに消えるので見えない場合もある) Emacs のメッセージが表示されると問題が発生する。

で、中身を見てみたんだけど、これはこれで何かのバグ修正らしい。 ので単純にこれを取り消すパッチを投稿するわけにはいかないだろう。 問題の修正は RemoveStatus() という関数のほうで、名前からするとステータス表示を消す処理で、簡単に言えば、特定の条件を満たした時に return する部分が消されている。 じゃあ特定の条件を満たす場合とは何なのか、というわけで、文字表示を仕込んで試したんだけど、いつもその条件が満たされている感じがする。 さっぱりわからない...

30 分くらい見てみたんだけどよくわからなかった。 正直言って Vim のソースコードを思い出すくらい古くさく見えるコードで、グローバル変数とかいっぱいあってわかりにくい。 まぁ歴史を考えればそれも当然か。 デッドロック等の問題も抱えているし、UTF-8 のユーザー達が tmux に移行しているのもわからんでもない。 とりあえずパッチを投稿するのはあきらめて、RemoveStatus() 関数だけ修正したものを使うことにした。

2013/07/13 のコメントを読む・書く


14 (日)

%1 Forever Young

きのうテレビでやってた映画「フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白」(原題: Forever Young)。 冷凍睡眠で 50 年後に目覚める話。 恋人が生きてるとか、飛行機の着陸を子供に指示して成功するとか、伏線の回収っぷりがあまりにも予想通りなのがアレだが、すっきりとした終わり方で安心して見られるという意味では、これでいいのかも。

50 年そのままな diner (食堂車) とか、無謀な着陸が成功するとか、そんなわけないだろう的なシーンはいっぱいあったが、一番は子供のいたずらで冷凍睡眠から目覚めるところか?

%2 アメリカ合衆国の日本食

すし? すし

アメリカ合衆国の日本食レストランに行った時の写真。 普通の日本っぽいお寿司と、アメリカ合衆国らしくアレンジされたお寿司 (カリフォルニア巻きなど)。 写真には撮らなかったがみそ汁も食べた。 アジア人っぽい料理人がいたからかどうかはわからないが、基本的には味付けは悪くない。 アレンジも見事だと思う。

みそ汁は、ほんだしっぽい感じがした。 まぁ、日本でもよくある味ではあるし、慣れている味でこれはこれでいいんだけど、安っぽさはあるというか、日本で 2,000 円とか払うような料理店ではまず出てこない気がする。 具になめこっぽいのとかいろいろ入ってたのは評価する。

お寿司は... ごはんがなぁ。 米が違うんじゃないかなぁ。 ちょっと米がねっとりしすぎるというか。 味はまともなお寿司なんだけど、ごはんの舌触りがちょっと、みたいな印象。 まぁ、日本でもそんなにいいお寿司は食べてないから、高いお寿司はそうなのかも知れないけどw

2013/07/14 のコメントを読む・書く


15 (月)

%1 海の日

よく寝た日。

%2 カレー

きのうの夜作ったカレーを一気に消費。 実は今年のじゃがいも掘りは日程的に行けなかったので、近所のお店の人にもしよかったらと渡しておいたら、行ったみたいで、わざわざ少しわけて頂いたので、カレーを作ったのはその消費も兼ねている。 肉じゃがで半分以上使ったので、カレー用にじゃがいもを追加購入する必要はあったが。

で、この暑さなので、保存がやばいと思い、きのうの夜から今朝にかけてが一番気になっていたが、加熱直後の鍋にラップをかけた上にふたをしておいたら、大丈夫だったみたいだ。 朝と昼の間は短いので問題なし。 昼に残りを全部どんぶりに入れてラップをかけて冷蔵しておいた。

じゃがいも 3 個にタマネギ 2 個はちょっとタマネギが多いかなと思ったが、問題なかった。 お昼は試しにご飯なしでカレーだけ食べてみたけど問題なかった。 じゃがいもたっぷりあれば炭水化物はとれるよな、みたいな。 ちょっとからいけど。

%3 Terminal multiplexer

GNU Screen 的なアプリケーションのことを terminal multiplexer と呼ぶらしい。 端末多重化ソフト? みたいな意味か。

Tmux は少し調べたんだけど GNU Screen とは操作性がちょっと違うのかなぁ。 そんなに凝った機能が欲しいわけじゃないんだ。GNU Screen でも多機能過ぎるくらいで、表示が崩れないことと安定性は重視したいところ。GNU Screen も安定性はいまいちで、未だにウインドウサイズの変更に伴って時々固まることがある。

自分で作るとしたら PuTTY のソースコードを一部流用させてもらって作ることになるだろう。 安定性を考えれば、pty を持つプロセスをウインドウごとに作り、何か問題があればウインドウだけ終了させるといった構造がいいと思う。 完全にウインドウと表示系を独立させることもできそうだが、GNU Screen 的な使い勝手がいいので、新しくウインドウを作る時に環境を引き継ぐための親玉プロセスが 1 個あったほうがいい。 ただし、その親玉プロセスが異常終了してもウインドウはできるだけ残っていてほしい。

みたいな感じで妄想はふくらむばかりだが、実際のところ PuTTY のソースコードには VT100 互換端末エミュレーションに関するコードは含まれているものの、それを ncurses か何かを使って端末上に表示するなんていうコードは当然含まれていないから、それを作るのがどれだけ面倒なのかというのが問題。 しかも、別プロセスにするためには、端末エミュレーションと表示系を、共有メモリーと Unix ドメインソケット等を駆使してつなぐ必要があり、さらに、GNU Screen にある (あった?) ようなブロック問題 (同時アタッチしている時にどれかの SSH 接続が切れるなどした時にそれがタイムアウトするまで全部ブロックする) を避けるために、非同期アクセスで実装しなければならない。

2013/07/15 のコメントを読む・書く


16 (火)

%1 睡眠パターン

相変わらず 22 時頃に睡魔が来て 1〜2 時間の睡眠、その後ずっと眠れず、明け方になって寝落ちというパターンが続いている。 若干の時間の変動はあるものの、正常時であれば 22 時頃の睡魔から 1〜2 時間で済むわけがないのに、なぜかそこで目覚めてしまうんだな。 んー。

%2 原付

引き続きチョーク引かないで始動している。 スロットル開けるとかかりが悪い印象は購入時と変わらず、たぶんこの個体はそういうものなんだろう。 しかし閉じっぱなしもよくない印象で、ちょっとだけ開けてキックして、閉じてキックするとかかるのかな、結構手探り状態。 きのうはアクセル触らず一発でかかったっけ。 よたよたと回り始めた時にすぐにスロットルを開けて吹かそうとするとエンストするのは、購入時の頃の印象に近い。 たぶんこのときチョークを引いていればちゃんと吹けると思う。 もちろん、少し待ってアイドリングが安定すれば何も問題はない。

2013/07/16 のコメントを読む・書く


17 (水)

%1

天気予報どおり夜はがっつり雨。 数週間ぶりにバスに乗ったら冷房が強かった。

%2 電気代

最近は冷房を長時間使っているので電気使用量が増えた。 時差ぼけの影響か、やたら眠れないというのもあるし、先週はずいぶん暑かったし。 旅行で 1 週間いなかったので少なめに出ているはずで、使用量を単純に 23 日分と見て、30 日分に換算すれば 200kWh 超え。 去年は夏場は 200kWh に達していなかったから、だいぶ使用量が多いかも知れない。 もちろん、1 週間いなかったといっても、冷蔵庫やサーバー PC など一定の使用量があるから実際にはもっと少ないはずだが。

2013/07/17 のコメントを読む・書く


18 (木)

%1 ThinkPad

すっかり手になじんでしまった旧 ThinkPad キーボードの最後の世代である X201 を自宅で使っているわけだが、その次の Delete キーがでかくなるなどの謎変更の後、ついに 7 段じゃないキーボードになってしまっていた。Scroll Lock はともかく、Insert キーは多用しているのであんなクソさんキーボードじゃ困る。

なんて思っていたけど最近出た X240s というモデルは、ついに、バッテリーの交換が容易にできなくなった上、キーボードの交換も難しくなったようだ。

ふうん。

%2 ヒコーキ

予約した。 さすがにお盆週間ピンポイントは無理で、フェリーも満席だったが、数日後ろにずらすと行けることがわかった。 これでも 15 日は含んでいるし、しかも高くない。

マイレージクラブ。 この前乗った United が Star Alliance メンバーなので、ANA のマイレージクラブにためておいたのだが、割引運賃の L (国際線) と S (国内線) という扱いで、それぞれ実際の距離の 30% と 50% しかたまらないらしい。 そんなわけで 3,000 マイルは超えているがその程度。 貯めたければ乗り継ぎ便のほうが若干有利だが、そもそも ANA のだと 10,000 マイル超えないとお買い物程度の用途しかない。

2013/07/18 のコメントを読む・書く


19 (金)

%1 原付

今日の夜はかかりが悪く、アクセルを微妙に開けたりしながら 10 回くらいキックした。 たぶん、気温が摂氏 25 度を下回るくらいだったのに、チョークを引いていないからだと思うけど、それでも何度かやってれば始動できるものなんだな。

%2 猫の恩返し

テレビでやってた映画。 スタジオジブリ作品。 今回初めて見た。

「猫の恩返し」ってタイトルなんだけど恩を仇で返している感じがあって笑える。 猫王様の話し方もどこか笑いを誘う感じになっていて、全体的にコミカルな雰囲気がある。 長さが 75 分と短く、サクサクと話が進んで集中力が切れない。 テレビ放送はノーカットでも時間が余るので、たぶんノーカットだったんだろうと思う。 今回は明日公開のスタジオジブリ作品の宣伝関連のものが後ろに入っていたが、それは見なかった。

主人公の雰囲気、行動の変化、違う世界を移動するところなどが、なんとなく、時をかける少女 (2006) を思い出させる。

2013/07/19 のコメントを読む・書く


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