/var/log/hdk.log

2012 年 12 月中旬


10 (月)

%1 Ubuntu

VM 上に移行した Ubuntu に VirtualBox ゲスト用のプログラムなどを入れたり、パッケージを更新したり。 ふと思いついてログを調べると、去年の 11 月の次に起動したのが今年の 10 月になっていた。 使わなすぎだろw

/dev/dm-* のパーミッション、どこで決まってるのかと調べたら /lib/udev/rules.d/ 以下のファイルのどこかで決まっているらしい。 うーん、難しいなこれ。

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11 (火)

%1 大根

2 本を上司に譲った。

葉っぱは大部分を捨ててしまったが、残りを少し使ってみようとしている。

%2 豚肉

スーパーにあまりにも「青森産」ばかりが売られているので、今回はアメリカ産を買ってみた。 まぁ、ふつう... んー、ちょっと香りが薄いような気がしなくもない。 人によっては豚肉の匂いとか臭いとか言うだろうけど個人的には好きなので。

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12 (水)

%1 学位記

修士 (工学) だった。 帰ったら調べておいてねって言われていたのを、朝出かける直前に思い出してどたばたした。

%2 原付

そんなわけで (?) 給油した。146 円/l。48km/l。

さいきんは某所の有料バイク駐車場が満車になっている確率が急上昇していてアレ。 見た感じあいているのだが、たぶん定期契約者が増えたということではないか。 この前なんかそれで別の 5 倍高い有料バイク駐車場に向かったらそこも満車という罠。 まぁ 10 分歩けば無料のバイク駐車場があるんだけど、満車なのを確認してから向かうには遠回り過ぎる。 あきらめて最初から 10 分歩けって話か。

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13 (木)

%1 サーバー PC

サーバー PC に内蔵されているデバイスを活用して無線 LAN アクセスポイントをたてようと思った。 とは言ってもやることが多い。 まずは重い腰を上げて Linux kernel を squeeze-backports のものに更新。 有線 LAN のファームウェアがないと文句を言われたので、素直に firmware-realtek も squeeze-backports のものをインストール。

すんなりいくかと思いきや、画面の解像度がおかしい。 どうやら psbfb というフレームバッファーデバイスが悪さをしているようだ。 ま た G M A 5 0 0 か 。 これのせいでしばらく時間がつぶれたが、結局 blacklist psb_gfx というかなり後ろ向きなやり方により問題解決を図った。 もともと、チップセットの US15W がネットブック等の一部で採用されたのみで情報が少なく、頼りになるのは VAIO type P あたりのユーザーの記録。 もちろん手持ちの SC3WP06GA も同じチップセットだが、Linux でがんばってるユーザーは多くない。 しかもどちらもノートパソコンであり、スリープ等の機能が重視されるため、サーバー用途 (なのに画面も VNC クライアントぐらい動かしたい) という状況は極めてレアケースと言えよう。

無線 LAN のドライバーは組み込まれていて、ファームウェアを入れたらアクセスポイント一覧などが取得できた。 まぁ、アクセスポイントにしようってんだから、もっと別の手順をやらないといけない。network-manager を使ってきたけど、アクセスポイントにしてブリッジか何か設定することを考えれば、network-manager はさすがにオフにしないとだな。

次の問題は TOMOYO Linux だ。TOMOYO 2.2 から 2.5 への更新ということになり、まず tomoyo-tools を wheezy から拾ってビルド。 そしたらポリシーが何とかとか出て起動しなくなってて焦った。 キーボードもきかないからたまらん。 ま、初期設定をやっておかないとそうなるということが後でわかった。

で、旧ポリシーとの互換性がなくなったそうなので、ポリシーを作り直さないといけないらしい。 地味に手間。 なんで TOMOYO Linux なんか使っているかというと、Skype for Linux という極めて怪しげなバイナリーを安心して使うためなのだ。 これは、突然 ~/.mozilla とかをアクセスしようとしてくる恐ろしい奴なので、野放しにしておくわけにはいかない。

そういえば音もおかしいな。 ちゃんと鳴ったけどミキサーの操作が完全に無視されてる。 後で調べよう。 ということできょうはここまで。

2012/12/13 のコメントを読む・書く


14 (金)

%1 TOMOYO Linux

TOMOYO 2.5 になってずいぶん設定項目が増えたようだ。 ネットワークとか ioctl まで記述するようになっている。 一応公式サイトにドキュメントがあるのだが、このドキュメントの出来があまり良くないのは残念なところ。 大学の先生が言っていた、日本では小学校から高校までに文章の書き方を教えていないという話が、深刻なものだと感じさせられる。

まぁ、何って古いバージョンにはなかった設定なので、とりあえずなかったものは全部素通しという設定にしたかったのだが、ネットワークや ioctl にワイルドカード的なものを設定する方法がよくわからないのだ。IPv4 はアドレスの範囲指定ができることが書かれているので、それに沿ってすべての IPv4 アドレスを表していると思われる形のものを記述してみた。ioctl は結局表現方法がわからず、学習されたものをそのまま投入することに。

あと、エラーの記録のされ方が変わっていて、dmesg に残らなくなっている。sysfs によくマウントされてるらしいファイルシステムもマウントされてないので、tomoyo-auditd というプログラムを使うしかなさそう。 これでログが /var/log/tomoyo/ に記録される。 デフォルト設定では reject されたものが記録されるらしいのだが... なぜか reject_000.log にいっぱいログがたまっている。 こんなのいらないんだけど... auditd.conf をいじれって話? いやそもそも、新しいドメインが次々にわいてくるのがいけないんだ。 そこをオフにする方法を調べないと。

2012/12/14 のコメントを読む・書く


15 (土)

%1 耳鼻科

なんかいつもの調子で直前予約をしようとしたら、耳鼻科の予約時間の空きがほとんどなかった。 何か流行ってる?

その関係で、雨が降り出す予報の時間帯になってしまい、車で行くことに。運良く駐車場はたっぷりあいていたが、問題は薬局に駐車場がないことだ。 なんて考えつつ診察を受けると、「いったん薬をとめて様子を見ましょう」。運良く薬局に行く必要はなくなった。

外に出ると駐車場は満杯になっていて、駐車場待ちの車が 1 台。 何か流行ってる?

%2 無線 LAN

hostapd を使ってサーバー PC を無線 LAN アクセスポイントに仕立てる。hostapd を動かすところは簡単にできたが、その後のブリッジ構成に一苦労。 まず通信ができなくていろいろ試したが、どうやら UFW のデフォルトルールでフィルターされているということが判明し、/etc/default/ufw に DEFAULT_FORWARD_POLICY="ACCEPT" を書いて解決。 これで通信はできるようになったが、なぜか UFW のログが結構残る。 通信はできているので、UFW のログをオフにして気にしないことにする。

次に、再起動しても使えるように /etc/network/interfaces を書き換える。 これがなかなかうまくいかず、立て続けに 6 回くらい再起動する羽目になった。 最終的には以下のような書き方にした:

allow-hotplug eth0
iface eth0 inet manual

allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet manual

auto br0
iface br0 inet static
	bridge_ports eth0
	post-up brctl addif br0 wlan0
	pre-down brctl delif br0 wlan0
	hostapd /etc/hostapd/hostapd.conf
	address 192.168.0.21
	netmask 255.255.255.0
	gateway 192.168.0.1

bridge_ports eth0 wlan0 とする方法で最初は試していたが、そうするとブリッジの構成の時に wlan0 が使用可能ではないらしく、ブリッジに wlan0 が追加されない状態で起動してしまう。 それで、wlan0 を使用可能にしようと、hostapd の行を消して、wlan0 の post-up に service hostapd start と書いてみると、何かファイルが消されるとか何かでうまく動かない。wlan0 の pre-up に書くと一見動くが、どうもブリッジの構成スクリプトが何かやらかすらしく、肝心の無線 LAN 部分の接続がうまくいかなくなる。 手動で service hostapd restart をやれば使えるようになるが、いまいち。 結局、上の形に。

このサーバー PC との通信速度測定はかなり改善。15Mbps とかだったのが 25Mbps くらい出るようになった。 あと、サーバー PC に ping したときの往復時間が 0.4ms とかで、無線とは思えないほど短い。 そりゃ、今までは無線 LAN アクセスポイントからルーターの LAN ポートとスイッチングハブ 1 つを経由していたんだから、それに比べれば、アクセスポイント自体との通信をしているのに等しい、かなり有利な条件ではあるんだが、無線で 0.4ms なんてのがあり得るんだなぁと。

しばらく運用してみるが、これが安定するようなら、普通の無線 LAN アクセスポイントの代わりに小さなコンピューターと無線 LAN アダプターを使うという手が結構おいしいのかも。 まぁ fit-PC2 はもちろん OpenBlockS なんかでも結構値段が張るのがアレだが...

%3 TOMOYO Linux

特定のプログラム以外にはドメイン遷移をしてほしくないのだが、なかなか設定がうまくいかない。 特定のプログラムのみに適用するってのがそんなに珍しい話とは思えないんだけど。

2012/12/15 のコメントを読む・書く


16 (日)

%1 にちようび

原付を点検に持っていこうかと思っていたが、電話して、結局来週にした。

選挙の投票日。 都知事選の紙だけ持っていって、もう一枚はなくしましたと言って、なんとかしてもらうなど。 届いたのは覚えているんだけど、どこにやったんだったか... まぁ別に問題はない。

%2 TOMOYO Linux

少しわかった。

ioctl のパス名は、@ANY_PATHNAME というのが標準で定義されていて、ソケットなどを含めてすべてのパス名をこれで表すことができる。ioctl の番号は普通の知識では int (-2147483648〜2147483647) だが、TOMOYO では符号なしで 0-0xffffffff と書けばすべての範囲を表すっぽい。 数字の範囲の代わりに \* と書きたいけどこれはうまくいかない。

ネットワークは IPv6 も含めて任意とする表記方法はまだよくわかってない。

特定のプログラムのみドメイン遷移してほしい場合の書き方は、まず keep_domain any from any とすることで、すべてのプログラムについてドメイン遷移をしないように設定をした上で、initialize_domain /usr/bin/skype from any などと書けば /usr/bin/skype についてのみドメイン遷移をする。 他にも標準でたくさんの initialize_domain が定義されているので、不要なら消しておく。 この場合ドメインは <kernel> と <kernel> /usr/bin/skype のふたつのみ、が、期待されるが、実際のところ modprobe か何か一部のプログラムが出てくる不思議。 注意点は、この例で /usr/bin/skype が何かプログラムを実行したとしてもドメインは遷移せず、<kernel> /usr/bin/skype のままとなる。

とまぁこのあたりを調べるのに、実運用の環境では試しづらくて (再起動後に起動しなくなったりしたら笑えないので)、仮想マシン上に適当に環境構築して試した。

%3 Ping

 $ ping -c 5 192.168.0.21
 PING 192.168.0.21 (192.168.0.21) 56(84) bytes of data.
 64 bytes from 192.168.0.21: icmp_req=1 ttl=64 time=0.541 ms
 64 bytes from 192.168.0.21: icmp_req=2 ttl=64 time=0.476 ms
 64 bytes from 192.168.0.21: icmp_req=3 ttl=64 time=0.461 ms
 64 bytes from 192.168.0.21: icmp_req=4 ttl=64 time=0.405 ms
 64 bytes from 192.168.0.21: icmp_req=5 ttl=64 time=0.393 ms
 
 --- 192.168.0.21 ping statistics ---
 5 packets transmitted, 5 received, 0% packet loss, time 3999ms
 rtt min/avg/max/mdev = 0.393/0.455/0.541/0.055 ms

これが無線 LAN。 ノート PC から、hostapd の動いているサーバー PC へ ping を実行してみた結果。 まじめな話、この rtt は、安物のギガビットスイッチングハブを介した有線の通信とさほど変わらない。 もちろん、通信速度はギガどころか 100Mbps にも遠く及ばないけど。SSH みたいな、小さなパケットでインタラクティブな操作をする時に違いが見えるか? 正直言ってよくわからない。

2012/12/16 のコメントを読む・書く


17 (月)

%1 げつようび

ためしに職場の PC で無線 LAN アクセスポイントに ping したら、同じノート PC でも、Windows だと数 ms かかって、Linux だと 0.5ms 前後という、不思議な結果が。 アクセスポイントそのものに用があることはめったにないから、結局それ以上の時間がかかるというのは事実だけど、それはともかく、0.5ms というのがそれほど大げさな数字ではないらしいことはわかった。Linux が速い理由は調べていないが、この PC では Linux だとデバイスドライバー的に何か問題があって、回避のために 11n をオフにしたか何かしたんだった気はする。

昼は鳥の店で親子丼。 ウマー。 夜の自炊のために、きのう買った肉が鶏肉だったことを思い出したのは、夜になってからだった。

きのうのテレ東は SUPER GT+ が一回休みと知って全く見なかったんだが、選挙特番が結構楽しかったようだ。 まぁ、それはともかく、ラジオからテレビまで大半のチャネルが選挙特番になっていたのは正直いただけないと思った。 風呂で音楽聞きたくてラジオつけたのに音楽流れてない、とかで、結局選んだのはアメリカ軍横田基地のラジオ。 テレビ番組表見たら NHK BS まで選挙特番とか。 他の BS は L 字程度で済んでいたみたいだけど、地上波は... 選挙結果なんて翌朝知ればいいだろと思うのは自分だけだろうか?

選挙の結果は郵政民営化の時を思い出したがさすがにあのときほどではないか? またしても連立を組むといっているのが残念だが、適切な通貨供給は早めにしてもらいたい。 通貨供給のために公共事業を増やすとかいう訳のわからない方向には行かないでね。 といってもこの政権の過去の実績を見るとねぇ。 不景気なのに消費増税とか、デフレなのに緊縮財政とか、まぁ、過去は過去か。

2012/12/17 のコメントを読む・書く


18 (火)

%1 PC

何度か書いてるスペックダウンさせた省エネ Windows 7 PC。 細かいところの挙動の違いに気づいた。

  1. デバイスの取り外しのところに内蔵の HDD が表示されない
  2. ディスプレイの電源をオフにした時に、デバイス取り外しの時の音が鳴って、解像度が変更される

1 は、普通は USB 接続のストレージなどが表示されるべき場所で、そこに内蔵 HDD (しかも OS が入っている) が表示されてた前の環境が普通じゃなかったと思う。 原因はわかってないんだけど、とにかく、今の環境では表示されなくなった。HDD 自体は同じ物だから、ホストコントローラーの違い? でもどっちも AHCI なんだけど。

2 は、ディスプレイドライバーのバージョンの差だろうか。 あるいは、前は DVI ポートに液晶ディスプレイをつないでいたからその影響もあるのかなぁ。 取り外しの音、接続の音は鳴るくせに、接続後に解像度は変わらない不思議。Windows + P, Enter を押すと再検出 (?) されて推奨解像度になるのは前と同じ。 前はディスプレイの電源を落としても解像度はそのままだった。 ちなみに、ディスプレイの電源をディスプレイ本体のスイッチで落としていれば問題はないと思う。 電源タップのスイッチで落としているから、ケーブルを抜いたのと同じ状態になっているのだ。

%2 Linux

Linux が 80386 サポートを終了するという話。CR0 の WP ビット、INVLPG 命令、BSWAP 命令や CMPXCHG 命令がないなど、確かに 386 だと微妙にめんどくさい部分があったのは理解できるが、しかし、ここまで長く使われたコードを、わざわざ削除するメリットがどれほどあるのかということについて、個人的には少々疑問を持っている。 例えば FreeBSD は未だに PC-98 版が一応出ていたりするのだが、アレって基本的には変更しなくても動くような状態だからそのまま実装を残してある的なものだと思っている。

昔 80386 の置き換えで使っていた Cyrix Cx486DLC なんかは、一応 486 互換だったのかなぁ。 「はじめて読む 486」を読んでいろいろ試した環境がそれだったが、「はじめて読む 486」は実はほとんど 80386 対象になっている本なので、486 特有の命令には手を出してない。 まぁ特にキャッシュは Cyrix のは特殊だったし。(そもそもキャッシュのない 80386 のアップグレード用途では、下手にキャッシュが使えると既存のプログラムが破綻するから特殊な方式にならざるを得なかったわけだ。)

2012/12/18 のコメントを読む・書く


19 (水)

%1 寒い

天気予報見て、明日の朝の気温が氷点下になっているのを見て、明日のほうが寒いのねー、とか思っていたら、つめた〜い風がびゅうびゅう吹いていて寒いの何のって。 冬だなぁ... って 19 日だしそりゃそうか。

%2 株価

株価とか為替とかいうものは人の気分で変動するもの、なんだけど、実際のところ「これから株価が上がりそう」「インフレになりそう」という期待感はここ数年で最大なのではないか。 選挙前、安倍さんが方針を語った頃からそうだったけど、選挙が終わってますます高まっている感じ。

このまま政府が何もしなければ、なぁんだ、でまた反転するのだけど、法律改正して、中央銀行が正しい仕事をするようになれば、本物の「脱デフレ」がみえてくる。 まぁ増税とかやってまた景気減速という落ちは待っているんだけど、中央銀行が正しい仕事をし続けていれば、デフレは避けられる。

2012/12/19 のコメントを読む・書く


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